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J-GLOBAL ID:201002245796192572   整理番号:10A1049100

定量的ペプチド分析のための選択電子移動反応モニタリングによる新規な方法

A novel approach for quantitative peptides analysis by selected electron transfer reaction monitoring
著者 (4件):
資料名:
巻: 1217  号: 44  ページ: 6927-6931  発行年: 2010年10月29日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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選択反応イオンモニタリング(SRM)による液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)は,ペプチドの選択的で高感度の定量法である。SRMは,前駆体-生成物イオン遷移をモニターする衝突誘起解離(CID)を利用するMS/MSによって達成される。低エネルギーCIDタンデム質量分析は,配列解析のためのペプチドの解離に利用されるはるかに一般的な方法である。しかし,CIDにおける生成物イオンの衝突散乱が主生成物イオンの強度を減少させる。目標生成物イオンの低い強度はSRMの定量感度を下げる。電子移動解離(ETD)は,CIDを補完するフラグメンテーション法である。2プロトン化ペプチド([M+2H]2+)のETD反応過程で,非解離型の電子移動生成物種([M+2H]+*)に向けて顕著なシフトが存在する。本研究では,ETDの特有の欠点を利用し,前駆体[M+2H]2+から電荷が減少したイオン([M+2H]+*)をモニターする新たな定量法を開発する。この方法を選択電子移動反応モニタリング(SETRM)と呼ぶ。ESI-MSでは,トリプシン分解ペプチドは,2プロトン化ペプチド前駆体を生じやすい。ナノLC-MS/MSによるSETRMがSRMよりもこれらの二重電荷トリプシンペプチドにふさわしいことを見出した。SETRMの定量能は,同じ機器を用いて定量実験のより高感度の方法を与え,その結果,プロテオミクスにおける電子移動解離の応用を改良する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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質量分析  ,  アミノ酸 
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