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J-GLOBAL ID：201002245885184591   整理番号：10A0453084

形状記憶過程におけるセグメント化ポリ(エステルウレタン)の構造展開

Structure Evolution in Segmented Poly(ester urethane) in Shape-Memory Process

著者 (6件)： WANG Wei ,  JIN Ying ,  PING Peng ,  CHEN Xuesi ,  JING Xiabing ,  SU Zhaohui
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 6  ページ： 2942-2947  発行年： 2010年03月23日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 形状記憶重合体の冷延伸プログラミングの形状記憶機構を明らかにするため,冷延伸の間でセグメント化ポリ(エステルウレタン)(PEU)の形状記憶過程をFTIRを用いて検討した。PEUはソフトセグメントとしてポリ(ε-カプロラクトン)(PCL),ハードセグメントとして2,4-トルエンジイソシアナート(TDI)-エチレングリコール(EG)を用いた。最初に無定形PCL鎖が延伸方向に沿って配向し,その後さらなる伸長によりハードセグメントと結晶性PCL鎖が配向して,ハードセグメント間の延伸方向に沿う水素結合の弱体化,応力誘起脱凝集及び結晶性PCLの再結晶化を伴なうことが明らかとなった。回復過程では最初に並行な水素結合の強化によるハードセグメントが戻り,その後無定形PCL鎖が初期のランダム配向に戻り,最後により少ない配向状態へ配列を変える。

シソーラス用語： セグメント化重合体 ,  *ポリエステルウレタン ,  *形状記憶効果 ,  ポリカプロラクトン ,  *構造形成 ,  延伸 ,  分子配向 ,  水素結合 ,  再結晶 ,  FTIR分光法 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： セグメント化ポリウレタン ,  構造展開 ,  再結晶化

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (2件)： 2,4-TDI ,  エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (6件)： 形状記憶 ,  過程 ,  セグメント化 ,  エステル ,  ウレタン ,  構造展開