文献
J-GLOBAL ID:201002245894113184   整理番号:10A0889627

ヒト胚性幹細胞の分化時における中胚葉拘束の第一段階のマッピング

Mapping the first stages of mesoderm commitment during differentiation of human embryonic stem cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 107  号: 31  ページ: 13742-13747  発行年: 2010年08月03日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
中胚葉組織の形成への理解は,初期中胚葉拘束に対する特異的および信頼性の高いマーカーがないためこれまで制限されてきた。本研究ではヒト胚性幹細胞(hESC)由来の中胚葉拘束が上皮-間葉移行(EMT)により開始されることを細胞表面蛋白質(EpCAM/CD326,NCAM/CD56)発現の遺伝子発現プロファイリングと相互変化により示した。分子および機能分析から,アクチビンA,BMP4,VEGF,FGF2の存在下で発生した,最も初期段階にあるhESC由来のCD326-CD56+細胞が中胚葉拘束型の多能性祖先集団であることを明示した。CD326-CD56+祖先は造血性,内皮性,間葉性(骨,軟骨,脂肪,線維芽細胞),平滑筋,心筋細胞を始めとする全ての中胚葉系列発生に特有の能力を示したが,hESCの多能性は欠損していた。CD326-CD56+細胞は以前の報告よりも系列的制限の多い中胚葉祖先の先駆体だった。本結果より,胚葉特化の調節を研究する手段が示され,組織工学に確実な標的を付与することができた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化 

前のページに戻る