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J-GLOBAL ID:201002245910600430   整理番号:10A1085581

モジュール型蛋白質設計を介して実現した刺激応答性スマートゲル

Stimuli-Responsive Smart Gels Realized via Modular Protein Design
著者 (5件):
資料名:
巻: 132  号: 40  ページ: 14024-14026  発行年: 2010年10月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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テトラトリコペプチド反復(TPR)を単位とし,それぞれ3TPRのペプチド結合及びスペーサーモジュールなどを積み上げる方法による,蛋白質に基づくイオン強度応答性ヒドロゲルの製造を述べた。ペプチド単位:TPR-ペプチド結合部位の比率が1:2の1wt/vol%TPR水溶液から,コード化された形態,機能性,及び外部刺激への応答性を備えた,スマートゲルを形成させた。これは1巻き3TPRの直径5nm,長さ18nmの18TPRの超らせんを構成した。この物質は自己支持的で,ソフトであるがしかし弾性的であった。これらのゲルでは反復蛋白質モジュールとそれらのパートナー蛋白質リガンドの間を特異的非共有結合性相互作用で交差結合をさせた。ミクロ及びバルクの両レオロジーを用いて粘性弾性的性質を調べた。ミクロレオロジー測定ではたとえば半径100nmの蛍光性プローブ粒子のBrown運動を追うと,TPRあるいはペプチド単独(あるいは,混合物でも混合直後)では自由に動く液様挙動を示したが,ゲル化後はゲルに捕らわれて,観測した範囲では平均平方移動が時間独立であった。蛋白質(mVFP,26kDa)も小さい分子(ローダミン,422Da)も分離して放出した。この能力は制御された薬物配送応用にきわめて好ましいことであり,これらゲルの頑丈な弾性率及び外装の弾性は,応用特異的に最適化すると,細胞培養や組織遺伝子工学にきわめて適していることを示唆した。
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分類 (1件):
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化学合成 
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