抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ドイツの電気事業とエネルギー・環境政策を鳥瞰した。ドイツで実施されているエネルギー政策の中で電気事業との関連が強く,特徴的なものとしては,脱原子力政策とFIT制度による再生可能エネルギー電力の導入が挙げられる。この他,環境税と排出量取引(EUETS)が2001年と2005年からそれぞれ導入されている。電力自由化は,1998年から実施されているものの,4大電力会社による市場寡占化が進んだために,あまり機能していない状況にある。2007年現在の総発電設備容量は1億3750万kWであり,各電源が総発電設備容量に占める割合は,石炭21%,褐炭16%,石油4%,ガス16%,,原子力16%,水力7%,風力16%,その他4%となっている。電力市場の動向として,卸電力市場と小売電力市場の動向を述べた。