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J-GLOBAL ID：201002246085167300   整理番号：10A0868667

加法的非ガウス雑音環境におけるLDPC符号の高速特性評価法

A Study on Quick Simulation of LDPC Codes over Additive Non-Gaussian Noise Channel

著者 (2件)： 酒井考和 (北見工大) ,  柴田孝次 (北見工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 137(IT2010 11-33)  ページ： 79-84  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 計算機シミュレーションによるLDPC符号の誤り率の評価は,その誤り率が非常に低くなると,シミュレーションの繰り返し回数が膨大となるために多大な計算時間が必要となり,結果として,評価が殆ど不可能となる。その解決法として,加重サンプリング(IS)を適用した評価方法が提案されているが,従来のISを適用したLDPC符号の誤り率評価方法は,通信路として加法的白色ガウス雑音(AWGN)通信路を想定しているため,AWGN以外の加法的雑音通信路環境にそのまま適用しても評価時間は短縮されない。そこで,本稿では,従来法である平均値移動法のかわり,Chenoff Boundに関連したシミュレーション確率密度関数の設計方法を提案する。更に,提案法により得られたシミュレーション確率密度関数を使用したシミュレーションを行い,得られた誤り率の推定値を推定精度などの観点から検討を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *誤り訂正符号 ,  パリティ検査 ,  環境 ,  *非Gauss雑音 ,  *確率密度関数 ,  計算機シミュレーション ,  *符号誤り ,  誤り率 ,  CPU時間
準シソーラス用語： *LDPC符号 ,  雑音環境

分類 (1件)： 符号理論  (ND02030R)

引用文献 (14件)：

• GALLAGER, R. G. Low Density Parity Check Codes. 1963
• HAMMERSLEY, J. M. Monte Carlo Methods. 1964
• TAYADE, R. Fast Simulation Technique for LDPC Code Analysis. Proc. International Conference on Wireless Networks 2004. 2004, 707-713
• DOLECEK, L. Evaluation of the Low Frame Error Rate Performance of LDPC Codes Using Importance Sampling. Proc. ITW 2007, Lake Tahoe, California, Sept. 2007, 202-207
• CAVUS, E. Low BER Performance Estimation of LDPC Codes via Application of Importance Sampling to Trapping Sets. IEEE Trans. Commun. 2009, COM-57, 7, 1886-1888

タイトルに関連する用語 (5件)： 加法 ,  非ガウス雑音 ,  環境 ,  LDPC符号 ,  特性評価