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J-GLOBAL ID：201002246103491446   整理番号：10A1248214

活性化PKCδ及びPKCεはNa⁺-K⁺-2Cl^-共輸送体NKCC1のインターナリゼーション誘導を介してcAMPで応答する上皮塩素分泌を阻害する

Activated PKCδ and PKCε Inhibit Epithelial Chloride Secretion Response to cAMP via Inducing Internalization of the Na⁺-K⁺-2Cl^- Cotransporter NKCC1

著者 (6件)： TANG Jun (Univ. Chicago, Illinois) ,  BOUYER Patrice (Univ. Chicago, Illinois) ,  MYKONIATIS Andreas (Univ. Chicago, Illinois) ,  BUSCHMANN Mary (Univ. Chicago, Illinois) ,  MATLIN Karl S. (Univ. Chicago, Illinois) ,  MATTHEWS Jeffrey B. (Univ. Chicago, Illinois)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 44  ページ： 34072-34085  発行年： 2010年10月29日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 上皮Na⁺-K⁺-2Cl^-共輸送体NKCC1調節及び塩素分泌調節における,蛋白質キナーゼC(PKC)イソ型の特異的役割を,ヒトPKCイソ型をターゲットとしたshRNAs発現アデノウイルスベクターを用い解析した。PKCα,PKCδ,PKCεをT84細胞で欠乏しても全細胞性NKCC1の発現は変化せず,形質膜NKCC1の分布も変化しなかった。PKCδ或いはPKCεを欠乏すると,PMAで仲介される基底外側表面NKCC1のインターナリゼーションは抑制されたが,PKCαではされなかった。PKCδ或いはPKCεを特異的にノックダウンするとPMAによるcAMP促進性塩素分泌の阻害が抑制されたが,PKCαではされなかった。PKCδ及びPKCεにより調節されるNKCC1の表面発現は,塩素分泌調節で重要な役割を果たしていることを示唆した。

シソーラス用語： *タンパク質キナーゼC ,  *イオンポンプ【生体】 ,  共輸送 ,  ヒト ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  細胞膜 ,  インターナリゼーション ,  細胞分泌 ,  塩素チャンネル ,  酵素活性化 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  環状ヌクレオチド ,  脂肪酸 ,  ジエン ,  エノン ,  四環ジテルペン ,  カルボン酸エステル ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： 蛋白質キナーゼC-δ ,  蛋白質キナーゼC-ε ,  *NKCC1 ,  T84細胞

分類 (2件)： 細胞膜の輸送  (EF04020R) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (2件)： cAMP ,  PMA

タイトルに関連する用語 (12件)： 活性化 ,  PKC ,  PKCε ,  共輸送体 ,  NKCC1 ,  インターナリゼーション ,  誘導 ,  cAMP ,  応答 ,  上皮 ,  塩素分泌 ,  阻害