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J-GLOBAL ID：201002246126727994   整理番号：10A0239802

ブラウントラウトSalmo truttaの酸化ストレスにおける早期変化

Early-age changes in oxidative stress in brown trout, Salmo trutta

著者 (4件)： CARNEY ALMROTH Bethanie (Dep. of Zoology, Univ. of Gothenburg, Goeteborg, SWE) ,  JOHANSSON Angelica (Dep. of Zoology, Univ. of Gothenburg, Goeteborg, SWE) ,  FOERLIN Lars (Dep. of Zoology, Univ. of Gothenburg, Goeteborg, SWE) ,  STURVE Joachim (Dep. of Zoology, Univ. of Gothenburg, Goeteborg, SWE)
資料名： Comparative Biochemistry and Physiology. B. Biochemistry and Molecular Biology  (Comparative Biochemistry and Physiology. B. Biochemistry and Molecular Biology)
巻： 155  号： 4  ページ： 442-448  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： A0956B  ISSN： 1096-4959  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 魚類は酸化ストレスを誘導する生体異物の役割を研究する研究モデルとしてしばしば使用されるが,研究された個体の加齢または成長期にほとんど注意が払われていない。他の生物の酸化ストレスは急速成長期に加えて加齢と関連し,この成長は若いブラウントラウトにおいて起きる。養殖Salmo truttaの5カ月から3年の4つの異なる年齢群の蛋白質カルボニル,20Sプロテオソーム活性及びグルタチオン(GSH)レベルを測定した。この魚類の大きさ及び年齢の増加につれて脳及び肝臓組織における蛋白質カルボニルの増加及び20Sプロテオソーム活性の低下を見い出した。肝臓組織における総GSHレベルは魚齢につれて低下し,GSSG:GSH比は増加した。5カ月齢及び1年齢マスをパラコート(PQ)で処理し,酸化ストレスを誘導した。5カ月齢魚は測定パラメータの変動を示さなかったが,2年齢魚は肝臓組織の蛋白質カルボニル化の増加及び脳組織の20Sプロテオソーム活性の低下を伴った。これらの結果から,酸化ストレスバイオマーカーはブラウントラウトの加齢または急速成長により影響を受けること及び異なる年齢の個体はPQにより誘導された酸化ストレスに異なって応答することを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *Salmo trutta ,  *酸化ストレス ,  加齢 ,  成長 ,  生体酸化 ,  プロテアソーム ,  脳 ,  肝臓 ,  酵素活性度 ,  年齢差 ,  バイオマーカー ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸 ,  ピリジニウム
準シソーラス用語： 蛋白質カルボニル化

分類 (1件)： 動物に対する影響  (EE04040K)

物質索引 (2件)： グルタチオン ,  パラコート

タイトルに関連する用語 (3件)： ブラウントラウト ,  酸化ストレス ,  早期