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J-GLOBAL ID:201002246219684322   整理番号:10A1027433

抗体マイクロアレイを構築するためのポリジメチルシロキサン基質被覆高分子電解質上での機能的なフッ素処理修飾

Functional Fluorinated Modifications on a Polyelectrolyte Coated Polydimethylsiloxane Substrate for Fabricating Antibody Microarrays
著者 (4件):
資料名:
巻: 82  号: 18  ページ: 7804-7813  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質マイクロアレイの構築にニトロセルロースのような軟質材料,そしてガラスのような硬質材料など,種々の基質が使用されているが,イムノブロットなどに用いられる軟質材料は低蛋白質結合密度,低信号対雑音比の点で蛋白質マイクロアレイとの互換性はない。フッ素処理化合物は疎水性,非付着性,セルフクリーニング性を示し,バイオチップ被覆材としての特性を有することから,本研究ではアクリル酸とフッ化物1H,1H,2H-ペルフルオロ-1-デセンを共重合させ,プロテインGを用いて,高分子電解質被覆ポリジメチルシロキサン表面にこの共重合体を接合させた。修飾ポリジメチルシロキサン表面が疎水性であることから,試料印刷間での広がりや乾燥もなく,表面に水性試料の液滴を形成させることができた。分光測定からこの共重合体は均質であり,多層を形成していることが分かった。さらにプロテインGは結合密度0.24μg/mm2で表面上のアクリル酸分子と共有結合していた。フッ素処理した被覆のバックグラウンドは低く,ポリエチレングリコール被覆よりも6倍も高感度であった。フッ素処理したポリジメチルシロキサン抗体マイクロアレイをMCF-7細胞中のERαの絶対濃度決定に適用したが,フッ素処理ポリジメチルシロキサン基質はさらに蛋白質チップ構築にも適用できるものとみられる。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機重合体  ,  分析機器 

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