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J-GLOBAL ID:201002246236171754   整理番号:10A0932991

ナノろ過によるデキストラン鉄の脱塩過程に於ける濃縮食塩水中の濃度分極

Concentration polarization in concentrated saline solution during desalination of iron dextran by nanofiltration
著者 (6件):
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巻: 363  号: 1-2  ページ: 170-179  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高い塩含有量(18%NaCl(w/w))のデキストラン鉄溶液のナノろ過(NF)による脱塩を3種類の商用ナノろ過膜(NF270,Desal-5DL,Nanomax50)を用いて研究した。これらのNF膜により,デキストラン鉄は殆ど完全に排除されたが,塩の排除は少なく(Robs-2から1.5%)塩のイオンが膜を容易に通り抜けた。用いた各膜について不可逆性ファウリングは観察されず,明確な膜差圧(TMP)低下がフラックス15.5L/m2h(20°C)の透析ろ過過程で表れたが,デキストラン鉄の濃度分極(CP)が減少したことがTMP低下の原因の可能性があると考えた。塩濃度の減少と共に溶液の粘度も減少し,この為にデキストラン鉄分子の逆輸送が増進した。その結果,膜表面のデキストラン鉄濃度とろ過抵抗が減少した可能性がある。しかし,この効果はフイードの高い粘度の為に僅かなヒステリシスを示したが,ポンプのパルスや停止が分子の再分散を促進してヒステリシスを減殺した。更に,フラックス,撹拌速度,及び温度がデキストラン鉄のCPに及ぼす影響についても「全再循環」実験で調べた。これらの実験室スケール試験の結果は工業的生産のプロセス設計の指針として役に立つであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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膜分離 

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