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J-GLOBAL ID:201002246239763210   整理番号:10A0127811

外胚葉性頂堤(AER)内のWnt/β-カテニン/Bmpシグナリングの拮抗的なクロストークが趾間部形成を調節する

Antagonistic crosstalk of Wnt/β-catenin/Bmp signaling within the Apical Ectodermal Ridge (AER) regulates interdigit formation
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資料名:
巻: 391  号:ページ: 1653-1657  発行年: 2010年01月22日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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指と趾間(D/ID)の発生は分子発生生物学における重要な研究分野の一つである。趾間部細胞死(ICD)はD/ID形成に必須の過程として考えられている形態形成現象である。BmpおよびFgfシグナリングを含むいくつかの増殖因子がICDを調整しうるが,ICDを調節する増殖因子のクロストークはあまり理解されていない。Wnt正準経路とBmpシグナルのクロストークは器官形成における必須の増殖因子クロストークであると考えられている。D/ID形成を調節するクロストークを解明するため,我々は構成的に活性なβ-カテニンシグナリングを発現する肢芽外胚葉を伴う条件変異マウスを解析した。我々はAERを含む肢外胚葉におけるWnt-カテニンシグナルの調整がIDのアポトーシスを調節することを示した。我々は外胚葉におけるWnt/β-カテニンシグナリングがおそらく上皮由来のBmpシグナリングに拮抗するFgf8を正に調節しうることも立証した。指の異常を示すヒト出生時の欠損は複数のパラメーターにより影響されることが知られている。そのようなD/ID発生のもとにある潜在的機構の解明は解決されねばならない緊急の医学的課題である。本研究はD/ID形成における必須の増殖因子カスケードを示す最初の研究の一つであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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発生と分化 

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