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J-GLOBAL ID：201002246258414588   整理番号：10A0145611

蛋白質キナーゼ活性化剤の開発:代謝疾患と癌における標的としてのAMPK

Development of protein kinase activators: AMPK as a target in metabolic disorders and cancer

著者 (2件)： FOGARTY S. (Div. of Molecular Physiology, Coll. of Life Sciences, Univ. of Dundee, Dundee DD1 5EH, GBR) ,  HARDIE D.g. (Div. of Molecular Physiology, Coll. of Life Sciences, Univ. of Dundee, Dundee DD1 5EH, GBR)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1804  号： 3  ページ： 581-591  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： AMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)は,ATP合成の阻害,あるいはATPの消費の加速をする代謝的ストレスによって活性化される細胞エネルギーセンサーである。細胞のAMP:ATP比の増加に応答したAMPKの活性化は,糖新生や脂肪酸合成のようなATP消費過程を阻害し,一方で脂肪酸酸化を含むATP生成過程を促進することをもたらす。これらの脂質とグルコース代謝における変化は,肥満,2型糖尿病,および他の代謝疾患の原因を改善することが期待されるであろう。最近,AMPKは癌防止と/又は治療のための潜在的標的としても同定された。細胞生長と増殖はエネルギー要求であり,AMPKは,エネルギー備蓄が十分な時のみ生長と増殖を許可する「エネルギーチェックポイント」として働くであろう。それ故,AMPKの活性化剤は,両者で世界中で最も一般的な疾患群の2つを構成する,両代謝疾患と癌のための新規な薬物療法としての可能性を有している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *セリン/トレオニンキナーゼ ,  *酵素活性化剤 ,  *代謝性疾患 ,  *腫瘍 ,  抗腫瘍薬 ,  エネルギー代謝 ,  細胞増殖 ,  肥満 ,  窒素複素環化合物 ,  リボヌクレオチド ,  カルボアミド ,  アミノカルボン酸 ,  ラクタム ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族化合物 ,  脂肪族アミン ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール ,  ピリジニウム ,  プロトベルベリンアルカロイド ,  2型糖尿病
準シソーラス用語： インシュリン非依存性糖尿病 ,  *AMPK ,  癌

分類 (3件)： 糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  酵素生理  (EJ02020P)

物質索引 (10件)： AICAR ,  トログリタゾン ,  ピオグリタゾン ,  フェンホルミン ,  メトフォルミン ,  リスベラトロール ,  ロジグリタゾン ,  ベルベリン ,  A-769662 ,  PT-1

タイトルに関連する用語 (7件)： 蛋白質キナーゼ ,  活性化剤 ,  開発 ,  代謝疾患 ,  癌 ,  標的 ,  AMPK