抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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USB3.0が将来のビジョンアプリケーションにどのような影響を与えるかを理解するには,まず,その開発までの道のりについて理解することが重要である。USB(汎用シリアルバス)は,コンピューティングの歴史の中で最も普及したシリアルペリフェラルインターフェースである。事実上すべてのコンピュータに搭載され,コンピュータ用周辺機器のほとんどで標準となっており,年間の販売数は数十億ユニットにもなる。USB-IF(USB Implementers Forum)が1996年に公開したUSB1.0規格では,データ転送速度は15Mbps(Low Speed)と12Mbps(Full Speed)となっていた。データ転送速度が低い周辺機器では役立ったが,動画やデータストレージなどのアプリケーションで有用になるのは,2001年に最大データスループットの理論値が480Mbps(60MB/s)のUSB2.0(High Speed USB)が導入されてからのことである。このようなアプリケーションが,最初のUSB2.0対応デジタルビデオカメラの開発につながった。(著者抄録)