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J-GLOBAL ID：201002246324150775   整理番号：10A1105599

木目に垂直な圧縮における単板積層材の強度特性

Strength properties of laminated veneer lumber in compression perpendicular to its grain

著者 (5件)： IDO Hirofumi (Forestry and Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  NAGAO Hirofumi (Forestry and Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  KATO Hideo (Forestry and Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  MIYATAKE Atsushi (Forestry and Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN) ,  HIRAMATSU Yasushi (Forestry and Forest Products Res. Inst., Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Wood Science  (Journal of Wood Science)
巻： 56  号： 5  ページ： 422-428  発行年： 2010年10月25日 
JST資料番号： L3386A  ISSN： 1435-0211  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単板積層材(LVL)および木材上で木目に垂直な圧縮試験を行った。試験種は,スギ,ラジアータマツ,カラマツ,アカマツおよびdahurianカラマツであった。2セットのスギ標本を試験した。スギのLVL製品は,異なる工場で製造した。LVLと木材に対して,異なる荷積み方向に対する材料の強度特性を比較した。同じ材料における5%圧縮歪みでは,木材の接線方向における平均応力は,ラジアータマツを除く全種に対して径方向におけるそれに比べて大きかった。LVLの沿層方向における平均応力は,全種に対して接線方向における木材のそれに比べて大きかった。貫層方向におけるLVLの平均応力とラジアータマツを除く全種に対する径方向における木材のそれの間には大きな差がなかった。特に沿層方向における,LVLの5%歪みにおける密度と応力の間には密接な関係があった。全ての結果に対して,ラジアータマツは,他種の傾向に従わなかった。ラジアータマツの大きな年輪幅が,結果に影響したと考えられた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 木理 ,  圧縮加工 ,  積層板 ,  合板 ,  ラジアータマツ ,  *マツ材 ,  年輪 ,  *改良木材
準シソーラス用語： LVL【木材】 ,  木目

分類 (1件)： 改良木材  (FF05033J)

引用文献 (8件)：

• A matter that provides particular allowable strength and particular material strength. 2001
• Japanese Industrial Standard. Methods of testing for woods. 1994
• Practice for establishing structural grades and related allowable properties for visually graded lumber. 2006
• TSUCHIMOTO, T. Compression perpendicular to the grain. Kenchiku Gijutsu. 2008, 706, 126
• BODIG, J. Mechanics of wood and wood composites. 1982, 293-296

タイトルに関連する用語 (3件)： 木目 ,  単板積層材 ,  強度特性