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J-GLOBAL ID：201002246367368561   整理番号：10A0764489

鉱物土壌中のヒ酸塩及び亜ヒ酸塩を化学種決定分析するための逐次抽出法

Sequential Extraction Method for Speciation of Arsenate and Arsenite in Mineral Soils

著者 (2件)： HUANG Jen-How (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  KRETZSCHMAR Ruben (ETH Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 13  ページ： 5534-5540  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 好気的並びに嫌気的鉱物土壌中のAs^III及びAs^Vを化学種決定分析するための逐次抽出法を開発し,As^III及び/またはAs^Vを添加したモデル鉱物質を用いて,この方法を検証した。本抽出法は弱い吸着質から結晶性の良い化学種まで種々のヒ素画分を標的にしたイオン交換,鉄及びアルミニウムの錯体生成,還元,プロトン促進溶解,配位子促進溶解及び酸化からなるもので,各段階はAs^III及びAs^Vの酸化還元状態を維持できる設計になっている。高速液体クロマトグラフィー-誘導結合プラズマ質量分析を用いて各段階における抽出物中の溶存As^III及びAs^Vを定量した。検出限界は抽出マトリックスに依存して1.0~75ngヒ素/gの範囲にあった。本法はX線吸収分光法による分析が困難な低As濃度の土壌または堆積物中のヒ素の化学種決定分析に適用することができるものとみられる。

シソーラス用語： *抽出 ,  *ヒ酸塩 ,  *亜ヒ酸塩 ,  *土壌 ,  有害物質 ,  イオン交換 ,  錯体生成 ,  鉄錯体 ,  アルミニウム錯体 ,  酸化還元反応 ,  回収率 ,  スペシエーション ,  HPLC-MS分析 ,  ICP-MS分析 ,  堆積物 ,  痕跡量成分 ,  同時定量 ,  検出限界
準シソーラス用語： *鉱物土壌 ,  *逐次抽出

分類 (3件)： 抽出  (CC01040H) ,  塩  (CD01050V) ,  土壌化学  (FB04040C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 鉱物土壌 ,  ヒ酸塩 ,  亜ヒ酸塩 ,  化学種決定 ,  分析 ,  逐次抽出