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J-GLOBAL ID:201002246463390390   整理番号:10A0626766

ルイジアナ海岸湿地森林堆積物における細菌バイオマスおよび菌類バイオマスおよび二酸化炭素生成に対する酸化還元条件の影響

Effect of redox conditions on bacterial and fungal biomass and carbon dioxide production in Louisiana coastal swamp forest sediment
著者 (2件):
資料名:
巻: 408  号: 17  ページ: 3623-3631  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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菌類および細菌二酸化炭素(CO2)生成/放出を,廃水処理に使用されるルイジアナ湿地森林からの堆積物における酸化還元条件の範囲を考慮して測定した。堆積物は湿地土壌や堆積物中で見出された嫌気性範囲をカバーする6Ehレベル(-200,-100,0,+100,+250および+400mV)のマイクロコズム中で培養された。二酸化炭素生成は基質誘導呼吸(SIR)阻害法によって測定された。シクロヘキシミド(C15H23NO4)を菌類阻害剤として,またストレプトマイシン(C21H39N7O12)を細菌阻害剤として使用した。中程度の還元性条件(Eh>+250mV)の下で,菌類は細菌よりももっとCO2生成に寄与した。高度な還元性条件(Eh≦0mV)の下で,細菌は菌類よりももっと全CO2生成に寄与した。菌類/細菌(F/B)比は,微生物バイオマスCに対して0.71-1.16の間で変動し,また微生物バイオマスNに対しては0.54-0.94の間で変動する。中程度の還元性条件(Eh>+100mV)の下で,微生物バイオマスCおよびNに対するF/B比は高度な還元性条件(Eh≦0mV)に対するよりもより高い。中程度の還元性条件(Eh>+100mV)で,菌類に対するC/N微生物バイオマス比(C/N:13.54-14.26)は,細菌に対するそれ(C/N:9.61-12.07)よりも僅かに高い。高度な還元性酸化還元条件(Eh≦0mV)の下で,菌類に対するC/N微生物バイオマス比(C/N:10.79-12.41)は細菌に対するそれ(C/N:8.21-9.14)よりも高い。細菌と菌類に対して,中程度の還元性条件下のC/N微生物バイオマス比は高度な還元性条件におけるよりも高い。湿地森林由来の菌類のCO2生成は,温室効果(GHE)および地球温暖化係数(GWP)に寄与する中程度の還元性堆積物条件下で生態学的により大きな意義がある。しかしながら,世界的な海面上昇に伴う海岸冠水の増加および増加した氾濫により可能性がある堆積物酸化還元における結果として起こる減少が恐らくCO2生成を菌類よりもむしろ細菌に移した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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環境問題  ,  微生物生理一般 

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