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J-GLOBAL ID：201002246566052174   整理番号：10A1149339

磁気ナノ粒子技術を用いたヒト骨髄ストロマ細胞のコントロール分化

Controlled Differentiation of Human Bone Marrow Stromal Cells Using Magnetic Nanoparticle Technology

著者 (7件)： KANCZLER Janos M. (Univ. Southampton, Southampton, GBR) ,  SURA Harpul S. (Keele Univ., Stoke-on-Trent, GBR) ,  MAGNAY Julia (Keele Univ., Stoke-on-Trent, GBR) ,  GREEN David (Univ. Southampton, Southampton, GBR) ,  OREFFO Richard O.C. (Univ. Southampton, Southampton, GBR) ,  DOBSON Jon P. (Keele Univ., Stoke-on-Trent, GBR) ,  EL HAJ Alicia J. (Keele Univ., Stoke-on-Trent, GBR)
資料名： Tissue Engineering. Part A  (Tissue Engineering. Part A)
巻： 16  号： 10  ページ： 3241-3250  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W1690B  ISSN： 1937-3341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト骨髄ストロマ細胞(HBMSCs)の細胞膜に対する磁気ナノ粒子標的化機械感受性受容体の遠隔磁気野活性化が,骨前駆体細胞送達系及び軟骨系列に対するin vitro及びin vivo分化の活性を検討するために用いられた。膜貫通イオンチャンネル伸長活性化カリウムチャンネル(TREK-1)又はアルギニン-グリシン-アスパラギン酸(RGD)に対する抗体又はペプチドで被覆された磁気ビーズで標識されたHBMSCが,単層又は多糖類アルギン酸/キトサンマイクロカプセルへ埋め込んで培養された。遺伝子発現のアップレギュレーションが,Sox9,Cbfa1及びオステオポンチンのmRNA値の増加を伴い,7日間以上にわたるTREK-1活性化に応答しての磁気粒子標識HBMSCsにおいて測定された。磁気標識HBMSCsが,21日間にわたり間歇的にin vitro及びin vivoの両方で磁気力に曝露された。TREK-1磁気粒子受容体で標識されたHBMSCsの機械的刺激は,in vitroでのプロテオグリカンマトリックス,Cbfa1とコラーゲン合成及び細胞外マトリックス産生の増加を伴う1型コラーゲンの発現を増強し,in vivoでの1型と2型コラーゲンの発現を上昇した。さらに,磁気粒子RGDで標識したHBMSCsの刺激は,in vitro及びin vivoの両方でプロテオグリカンとコラーゲン合成及び細胞外マトリックス産生を増強し,1型と2型コラーゲンの発現を上昇した。

シソーラス用語： ヒト ,  *細胞 ,  *ナノ粒子 ,  細胞膜 ,  *骨形成 ,  *形態形成 ,  細胞分化 ,  カリウムチャンネル ,  トリペプチド ,  遺伝子発現 ,  アップレギュレーション ,  mRNA ,  DNA結合タンパク質 ,  HMGタンパク質 ,  転写因子 ,  サイトカイン ,  タンパク質 ,  アルギン酸 ,  キトサン ,  コラーゲン ,  細胞外マトリックス ,  プロテオグリカン ,  生合成 ,  前駆体 ,  移植【動物】 ,  標識 ,  マウス ,  実験動物 ,  病態モデル ,  機械刺激
準シソーラス用語： 1型コラーゲン ,  2型コラーゲン ,  Cbfa1 ,  RGDペプチド ,  Sox9 ,  TREK-1 ,  オステオポンチン ,  *骨髄ストロマ細胞 ,  *磁気ナノ粒子 ,  *軟骨形成 ,  免疫不全マウス

分類 (4件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  医用素材  (GA05040H) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 磁気ナノ粒子 ,  ヒト ,  骨髄ストロマ細胞 ,  コントロール ,  分化