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J-GLOBAL ID：201002246574496197   整理番号：10A0695340

電荷移動主鎖構造を持つレドックス-活性フェロセニルボロニウム高分子電解質

Redox-Active Ferrocenylboronium Polyelectrolytes with Main Chain Charge-Transfer Structure

著者 (7件)： CUI Chengzhong (Rutgers Univ.-Newark, New Jersey) ,  HEILMANN-BROHL Julia (Johann Wolfgang Goethe-Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU) ,  PERUCHA Alejandro Sanchez (Johann Wolfgang Goethe-Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU) ,  THOMSON Mark D. (Johann Wolfgang Goethe-Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU) ,  ROSKOS Hartmut G. (Johann Wolfgang Goethe-Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU) ,  WAGNER Matthias (Johann Wolfgang Goethe-Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU) ,  JAEKLE Frieder (Rutgers Univ.-Newark, New Jersey)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 12  ページ： 5256-5261  発行年： 2010年06月22日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい種類のイオン性レドックス-活性のフェロセニルボラン重合体であって,四座配位ボロニウム成分がフェロセン間の架橋基として作用する構造のものを報告した。ポリ(フェロセニルブロモボラン)(P1)と4,4′-ジノニル-2,2′-ビピリジルとの後重合修飾反応によって,カチオン性ポリ(フェロセニルボロニウム)誘導体(P2-Br)を合成した。一分子内の電子欠損性ビピリジルボロニウム複素環と電子に富むフェロセニル基の組合せは,電荷移動錯体を与える。得られる重合体は,大気条件下で良好な安定性を示し,また極性有機溶媒に良好に可溶性であった。メタノール中で透析すると,高分子量画分を単離することができる。分子量及び化学構造を確認した。溶液中で特徴的な紫色を観察したが,これは,フェロセニル成分からビピリジルボロニウム成分への高分子主鎖に沿った電荷移動に起因する。

シソーラス用語： *高分子電解質 ,  *含ホウ素重合体 ,  *高分子錯体 ,  電荷移動 ,  *化学修飾 ,  *電荷移動錯体 ,  可溶性 ,  有機溶媒 ,  ゲル浸透クロマトグラフィー ,  *MALDI-TOF MS ,  陽子磁気共鳴 ,  炭素13NMR ,  紫外可視吸収スペクトル ,  サイクリックボルタンメトリー ,  透析 ,  フェロセン誘導体 ,  配位子 ,  酸化還元高分子 ,  極性溶媒 ,  溶解性 ,  *飛行時間法
準シソーラス用語： ホウ素11NMR ,  ポリフェロセニルボラン ,  分子内電荷移動

分類 (4件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  ピリジン  (CF07095Q) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： 4,4′-ジノニル-2,2′-ビピリジン

タイトルに関連する用語 (5件)： 電荷移動 ,  主鎖構造 ,  レドックス ,  活性 ,  高分子電解質