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J-GLOBAL ID:201002246579950163   整理番号:10A0488845

廃水試料中におけるテトラサイクリン抗生物質のマグネシウム誘導体の光誘導蛍光

Photo-induced fluorescence of magnesium derivatives of tetracycline antibiotics in wastewater samples
著者 (5件):
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巻: 179  号: 1-3  ページ: 409-414  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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光反応器とそれに続く後段カラム誘導と組合わせたHPLCシステムに基づくテトラサイクリン類(TCs)測定のための分析戦略を開発した。ミノマイシン(MC),エピテトラサイクリン(ETC),テトラサイクリン(TC)及びデオキシサイクリン(DC)の測定のために,光分解で生じた分解物とマグネシウムイオンの結合後のより強い蛍光放出を検出した。分析システムは光反応器(低圧水銀ランプの周囲にらせん状に巻きつけたPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)チューブ),ミキシングT字コネクター及び蛍光検出器を含む。誘導化試薬はポンプを用い0.5ml/分で供給した。0.02Mしゅう酸及びアセトニトリルを含む移動相の濃度勾配システムを用いたHPLCでの分離後,TCsを60秒間光照射し,得られた光分解物を後段カラム誘導化試薬と混合し,そしてTCsのマグネシウム誘導体を蛍光分光法(誘起波長,386nm;放出波長,500nm)で検出した。得られた結果からTCsの光分解によってそれぞれMC,TC及びETCで45.4%,37.6%及び25.3%の有意な感度の増加が示された。DCでは1.5%のみの増加が検出された。Oasis HLBカートリッジによる固相抽出を用いることにより開発した手法を病院試料及び都市廃水試料にうまく適用できた。TC,ETC,MC及びDCのLOQs(定量限界)はそれぞれ0.25,0.15,0.1及び0.25μg/lであった。それぞれの抗生物質を2.5μg/l添加したときの回収率は92.4%~107.1%の間をばらついた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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環境汚染一般  ,  抗生物質一般  ,  光化学反応 

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