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J-GLOBAL ID：201002246696666956   整理番号：10A0187803

現在と将来におけるイネの寄生雑草の問題に関する警告

Addressing current and future problems of parasitic weeds in rice

著者 (3件)： RODENBURG Jonne (Africa Rice Center (AfricaRice), East and Southern Africa Rice Program, P.O. Box 33581, Dar es Salaam, Tanzania) ,  RICHES Charles R. (Natural Resources Inst., Univ. of Greenwich, Chatham Maritime, Kent Me4 4TB, GBR) ,  KAYEKE Juma M. (Mikocheni Agricultural Res. Inst., P.O. Box 6226, Dar es Salaam, Tanzania)
資料名： Crop Protection  (Crop Protection)
巻： 29  号： 3  ページ： 210-221  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0443A  ISSN： 0261-2194  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アフリカのサハラ砂漠に近いサバンナ及びサバンナ由来地帯であるサヘル,マダガスカル,インド洋諸島の天水イネの栽培地域では,寄生雑草の被害を受けている面積がかなりに達している。この被害地域には,世界でも最も貧しいといわれる農民も暮らしている。イネの寄生雑草は,侵入雑草としての一般的な性質と,予測される気候変動などの条件の変化に適応する能力を持っているので,サハラ砂漠に近い地帯では,適切な管理をしないと増加して重大な被害をもたらすことが予測される。イネの最も重要な寄生雑草は,Striga hermonthica,Striga asiatica,Striga aspera,Rhamphicarpa fistulosaである。最初の2種は主に自由排水の畑地に見られ,S.asperaは水成土でも見られ,R.fistulosaは内陸の谷を含む未改良水田に限られる。寄生雑草は自給稲作における典型的な生産制限要因であるので,これらを標的とすることによって,食料の保障と貧困の緩和に直接寄与できると考えられる。この報告では,イネの寄生雑草によって生じる問題について概説し,管理の選択肢と開発のための研究の機会について考察した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *イネ ,  *寄生植物 ,  雑草 ,  *ゴマノハグサ科 ,  ハマウツボ科 ,  アフリカ西部 ,  *雑草防除 ,  生息分布 ,  水田 ,  畑地 ,  種差 ,  熱帯農業 ,  発生生態 ,  生物的防除 ,  除草剤 ,  栽培的防除 ,  遺伝的調節 ,  水稲 ,  陸稲 ,  *イネ属
準シソーラス用語： Buchnera hispida ,  Rhamphicarpa fistulosa ,  *Striga ,  Striga asiatica ,  Striga aspera ,  Striga hermonthica ,  アフリカイネ ,  サヘル ,  *Oryza glaberrima

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  有害植物による植物被害一般  (FC04061S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 将来 ,  イネ ,  寄生雑草 ,  警告