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J-GLOBAL ID:201002246728812348   整理番号:10A0288138

V2O5の昇温アンモニア還元法で合成した多孔性ナノ結晶VNの構造と容量特性

Structure and Capacitive Properties of Porous Nanocrystalline VN Prepared by Temperature-Programmed Ammonia Reduction of V2O5
著者 (5件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 914-921  発行年: 2010年02月09日 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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窒化バナジウム(VN)はスーパーキャパシタ用の電極材料として注目されている。V2O5粉末のNH3還元によって合成された窒化バナジウムの構造的特性と電気化学的特性を評価した。構造的特性はX線回折,SEM,TEM,制限視野電子線回折法(SAED),XPS,BET法,BJH法で評価を行い,電気化学特性はサイクリックボルタンメトリー,直流充/放電試験法を用いて評価した。そのモルホロジーは前駆体であるV2O5の形状を模倣し,結晶粒を直接接着した多結晶構造が形成されていた。VNの大部分のポアは15-110nmの範囲にあった。このVNは三つの水溶性電解質-1M KOH,1M H2SO4と3M NaCl溶液中満足する速度性能を有していた。全ての電解質中で直流充/放電実験において1A/gの負荷電流での最大容量の約80%を示した。VNの容量値にかかる材料の負の効果は抑えられ,VNの厚い膜は高容量を保持できた。186F/gの容量は1M KOH電解質中1A/g負荷電流で達成された。容量の値は窒化バナジウムの表面酸化層の構造と組成によって制限されていたると信じられている。窒化物の結晶構造と酸素を含む層の表面組成双方の精密な調製はスーパーキャパシタ用の有効なナノ構造をしたVN材料の創製には重要である。
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分類 (4件):
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電気化学的分極  ,  LCR部品  ,  窒素とその化合物  ,  コロイド化学一般 
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