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J-GLOBAL ID:201002246732227220   整理番号:10A1746403

非侵襲的な多光子蛍光顕微鏡法によるマウス眼のレチノールおよびレチナール縮合生成物の解像

Noninvasive multiphoton fluorescence microscopy resolves retinol and retinal condensation products in mouse eyes
著者 (10件):
資料名:
巻: 16  号: 12  ページ: 1444-1449  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多光子励起蛍光顕微鏡法(MPM)は一部の分子過程をin vivoで画像化できる。眼では,レチノソーム(retinosome)とよばれる細胞内構造中の蛍光性レチニルエステルが,視物質発色団の11-cis-レチナールの視覚サイクルによる再生を仲介する。しかし,網膜ではレチノイドの有害な蛍光性縮合生成物も生じる。我々は野生型マウスで,波長約730nmの光による励起で網膜色素上皮内のレチノソームを特定し,また,波長約910nmの光による励起で網膜発色団が少なくとももう1つ存在することを明らかにした。後者の蛍光は,機能する視覚サイクルを欠くように遺伝学的改変を行ったマウスの眼には存在しなかったが,高齢の野生型マウスや,視覚サイクルの中間物質である全trans-レチナールの除去に欠陥のあるマウスの眼では目立っていた。MPMは,レチノソームと,高齢個体の眼にあって有害となりうる生成物との同時モニタリングを容易にする非侵襲的画像化方式の1つであり,加齢性黄斑変性症や他のレチノイド代謝の異常による分子レベル変化の早期検出手段となる可能性がある。Copyright Nature Publishing Group 2010
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分類 (3件):
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眼の基礎医学  ,  基礎診断学  ,  ビタミンA 

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