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J-GLOBAL ID:201002246756395930   整理番号:10A0876512

オメガ3多価不飽和脂肪酸の心臓保護作用の基本的なメカニズム

Mechanisms underlying the cardioprotective effects of omega-3 polyunsaturated fatty acids
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 781-792  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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代表的なオメガ3多価不飽和脂肪酸(n-3PUFAs)は魚油としてドコサヘキサエン酸とエイコサペンタエン酸,及び亜麻仁油のαリノレン酸である。疫学研究はn-3PUFAの心臓血管の健康に対する効用を示唆している。n-3PUFA摂取は心疾患の一次及び二次予防に対して有益であることを介入研究は裏付けている。細胞及び分子研究調査からの証拠は,n-3PUFAの心臓保護効果が,炎症収束性及び消炎性脂質メディエーター,心イオンチャンネルの調節,トリグリセリドの低減,下流細胞シグナル経路と膜マイクロドメインの影響,抗血栓及び抗不整脈効果を含む複合的で複雑なメカニズムの相乗作用の結果であることを示している。n-3PUFAは炎症性シグナル経路(核因子κB活性)を阻害し,脂肪酸(FA)合成遺伝子発現(ステロール調節エレメント結合蛋白質1c)を下方調節し,FA酸化に関連した遺伝子発現(ペルオキシソーム増殖剤活性化受容体α)を上方調節する。本総説では,n-3PUFAにより発揮されるCVDに対する有益な効果の様々なメカニズムについて説明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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食用油脂,マーガリン  ,  循環系の臨床医学一般  ,  脂質の代謝と栄養  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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