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J-GLOBAL ID:201002246771837915   整理番号:10A1078742

ポリ(エチレンオキシド),ポリ(ビスフェノールA-co-エピクロロヒドリン)及びポリ(ビニルエチルエーテル)の三元混和性ブレンドに基づく高分子電解質

Polymer electrolytes based on a ternary miscible blend of poly(ethylene oxide), poly(bisphenol A-co-epichlorohydrin) and poly(vinyl ethyl ether)
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号: 22  ページ: 5151-5164  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(エチレンオキシド)(PEO),ポリ(ビスフェノールA-co-エピクロロヒドリン)(PBE)及びポリ(ビニルエチルエーテル)(PVEE)の三元ブレンドをフィルムとして得,示差走査熱量測定(DSC)と振動分光学(FTIR)でキャラクタライズした。DSC結果から,ポリマー組成の関数としての粘弾性相範囲の変化が測定される,三元ブレンドの相図が決定された。DSC結果はまた,1つのガラス転移温度(Tg)だけが示され,系の結晶化度の減少並びにブレンドに存在するPEOの結晶化度の減少が示される,システムの混和性が示された。振動分光学(FTIR)からは,水素結合相互作用によるPBE/PEO対及びPBE/PVEE対間の分子間相互作用に関する情報が得られた。FTIR分析から,システムの混和性の分子基礎として,相互作用構造間の平衡の分子模型システムが提案された。60/25/15の(PEO/PBE/PVEE)質量パーセントとリチウム過塩素酸塩(LiClO4)を含んでいる三元ブレンドに基づく高分子電解質を得,DSC,FTIR,光学顕微鏡検査と電気化学的インピーダンス分光学(EIS)でキャラクタライズした。最高10重量%のLiClO4を含んでいる固体電解質は,DSC結果で明示されるように,単相挙動を示した。FTIRスペクトルで,これらの電解質について,重合体-イオン錯体の形成が示され,またそこでは,カチオン(Li+)が重合体-重合体混和性を促進する作用をしていた。10重量%より高いLiClO4を含んでいる電解質は,PEO-豊富でかつ塩含有相がPBEまたはPVEE-豊富な相と平衡で存在している,多重相挙動を示した。20重量%のLiClO4を含んでいる電解質の室温での最大イオン伝導率は,4.23×10-3 Ω-1 cm-1に達したが,すべての試料は80°Cでおよそ10-1 Ω-1 cm-1の伝導率を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子固体の物理的性質 

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