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J-GLOBAL ID：201002246786699586   整理番号：10A0446793

屋外の呼吸に取り込む粒子中の発癌性多環芳香族炭化水素類に及ぼす交通排出物の影響

Influence of Traffic Emissions on the Carcinogenic Polycyclic Aromatic Hydrocarbons in Outdoor Breathable Particles

著者 (7件)： SLEZAKOVA Klara (Universidade do Porto, Porto, PRT) ,  CASTRO Dionisia (Universidade do Porto, Porto, PRT) ,  CASTRO Dionisia (Instituto Superior de Engenharia do Porto, Porto, PRT) ,  PEREIRA Maria C. (Universidade do Porto, Porto, PRT) ,  MORAIS Simone (Instituto Superior de Engenharia do Porto, Porto, PRT) ,  DELERUE-MATOS Cristina (Instituto Superior de Engenharia do Porto, Porto, PRT) ,  ALVIM-FERRAZ Maria C. (Universidade do Porto, Porto, PRT)
資料名： Journal of the Air & Waste Management Association  (Journal of the Air & Waste Management Association)
巻： 60  号： 4  ページ： 393-401  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： H0011B  ISSN： 1096-2247  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多環芳香族炭化水素類(PAHs)は,有毒で,発癌性があるが,PAHの排出源の1つに交通に於ける排出微粉がある。本研究では,人間の健康に及ぼす交通粒子状物質(PM)の影響を調べるために,ポルトガルの交通量の多い都市ポルトと,その北112kmの交通量の少ない田園地区において,PM₁₀及びPM_2.5を収集して,多環芳香族炭化水素の組成を分析した。その結果,17種類のPAHが定量化され,その内,9種類は発癌性であった。ポルトにおけるPM₁₀およびPM_2.5の濃度は,各々,田園地区の380%および390%であり,また,9種類の発癌性化合物の濃度の合計は,PM₁₀およびPM_2.5に於いて,各々,2400%及び3000%増加した。即ち,これらの9種類の発癌性化合物は,PM₁₀及びPM_2.5に対して,各々,全PAHsの68%および74%に相当した。又,発癌性化合物を含む全PAHは,主に微粉の中に存在した。

シソーラス用語： *浮遊粒子状物質 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  *ポルトガル共和国 ,  大都市 ,  緑地地区 ,  交通量 ,  発癌性 ,  大気汚染物質 ,  マイクロ波 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  分析 ,  脂環式化合物 ,  共役ジエン ,  オレフィン化合物 ,  *PM10 ,  *PM2.5 ,  *自動車排出ガス ,  ポリアセン
準シソーラス用語： *自動車排気ガス ,  HPLC ,  空中浮遊微粒子 ,  成分分析 ,  *多環芳香族炭化水素 ,  田園地区

分類 (4件)： 炭素多環化合物一般  (CF06010S) ,  粒状物調査測定  (SB03060E) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

物質索引 (9件)： アセナフチレン ,  アセナフテン ,  アントラセン ,  クリセン ,  ナフタレン ,  ピレン ,  フェナントレン ,  フルオレン ,  ベンゾピレン

タイトルに関連する用語 (6件)： 屋外 ,  呼吸 ,  発癌性 ,  多環芳香族炭化水素類 ,  交通 ,  排出物