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J-GLOBAL ID:201002246802107058   整理番号:10A1094756

水-有機層二相系におけるベンズアルデヒドリアーゼ安定性の系統的評価およびそれのメトキシ-ポリ(エチレン)グリコール修飾による安定化

Systematic assessment of the stability of benzaldehyde lyase in aqueous-organic biphasic systems and its stabilization by modification with methoxy-poly(ethylene) glycol
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巻: 67  号: 3-4  ページ: 208-213  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: W0664A  ISSN: 1381-1177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Pseudomonas fluorescens Biovar I(シュードモナス属細菌の1種)由来のベンズアルデヒドリアーゼ[BAL:E.C.4.1.2.38]は2つのアルデヒドを結合させるC-C結合の立体選択的形成を触媒し,α-ヒドロキシケトンを与える。広範囲の難水溶性基質がその前向き反応と逆反応に取入れられてきた。本研究では,有望な反応媒体としての水-有機溶媒二相系におけるBALの安定性を,有機層としてメチル-tert-ブチルエーテル,2-オクタノン,およびトルエンを用いて検討した。驚くべきことに,これら水に不溶な溶媒にはそれぞれ強い分子毒性に加えて,水-有機層界面によって惹起される界面毒性が観察された。これらの毒性はメトキシ-ポリ(エチレン)グリコール(mPEG750およびmPEG2000)を酵素表面に共有結合させることによってかなり減弱させることができ,その酵素活性半減期を最大で18倍まで延長することができた。しかし,活性条件での溶媒効果は,多分,アルデヒド基が原因の不活化効果を強く受け,非修飾BALと修飾BAL間には差異は認められなかった。したがって,水-有機層二相媒体の工業的応用には,酵素安定化のための別の戦略が望まれる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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酵素の応用関連 

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