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J-GLOBAL ID：201002246873565901   整理番号：10A0260570

アルミニウム青銅と炭素鋼の摩擦圧接継手の疲れ強さ

Fatigue Strength of Friction-Welded Joints of Aluminum Bronze to Carbon Steel

著者 (5件)： 川井五作 (大阪産大 工) ,  越智秀 (大阪工大 インキュベーション・ラボ) ,  森川勝吉 (大阪産業大学短大) ,  山本義秋 (摂南大 工) ,  菅泰雄 (慶応大 理工)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 45  号： 3  ページ： 143-147  発行年： 2010年03月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 摩擦圧接法による異材継手を評価するために標記疲労試験を行った。摩擦圧接は,供試材としてC6191特殊アルミニウム青銅とS25C炭素鋼を用い,ブレーキ式摩擦圧接機を時間制御方式で行った。疲労試験は応力集中係数約1.63の切欠きを接合界面にもつ試験片で片持回転曲げ疲労試験により行い,接合界面近傍の光学顕微鏡観察,SEM観察,EPMA観察および硬度測定を行った。その結果,継手の接合界面近傍では硬化が起こり,接合界面には50μm前後の微細化層が認められ,C6191とS25Cの成分が混在していることが分かった。また,アプセット圧力を変化させると疲れ強さはS25C母材よりも小さくなることなども分かった。

シソーラス用語： *摩擦溶接 ,  炭素鋼 ,  *疲れ強さ ,  疲れ試験 ,  結晶粒微細化 ,  硬化
準シソーラス用語： 摩擦圧接継手 ,  *アルミニウム青銅 ,  片持回転曲げ疲労試験 ,  接合界面

分類 (1件)： 溶接技術  (WC07030G)

引用文献 (11件)：

• 摩擦圧接協会編. 摩擦圧接データシート集. 1996
• 佐藤豊幸. 摩擦圧接協会研究発表会資料, 1987. 1987
• 浅井知. 溶接技術. 2003, 51, 2, 76-82
• 夏目松吾. 溶接技術. 1999, 47, 6, 98-104
• 日本伸銅協会編. 伸銅品データブック. 1997, 253

タイトルに関連する用語 (5件)： アルミニウム青銅 ,  炭素鋼 ,  摩擦圧接 ,  継手 ,  疲れ強さ