抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地震により被害を受けた堤高53mのコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダムにおいて,GPSを用いた外部変位計測システムを設置し,変位の継続観測に基づく安全管理を行った結果について報告した。被災後の堤体の変状,遮水壁の変状,河床部漏水量および安全確認試験の概要について述べた。GPSセンサーはコンクリート遮水壁やロック材の上にアンカーボルトで固定し,基礎部をモルタルで保護して18ケ所に配置した。変位計測結果(上下流方向変位,ダム軸方向変位,鉛直方向変位)について考察し,GPSによる高精度な計測方法の有用性と今後の方針を述べた。また,この外部変位計測に関する課題について述べた。