文献

J-GLOBAL ID：201002246886241200   整理番号：10A0977438

室内土質試験【第1回】工学的分類と物理試験の意義

著者 (1件)： 中村裕昭 (地域環境研究所)
資料名： 地質と調査
号： 3  ページ： 57-62  発行年： 2010年09月10日 
JST資料番号： X0826A  ISSN： 0913-0497  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室内土質試験の理解を深めるための講座の第1回として,工学的分類と物理試験の意義について概説した。解説のポイントは次の通りである。1)土の性質は土の種類ごとに異なり,その性質は土固有の性質(一次性質,状態量の分布範囲)と土の現在の状態や履歴により変化する状態量(二次性質)に大別できる。2)対象とする土の的確な工学的分類ができ,物理的性質の一次性質と二次性質が把握できれば,土の力学や透水性等の工学的性質の想定が可能である。すなわち,力学・透水・安定化試験等の試験結果の品質評価に,工学的分類と土質に応じた物理試験が欠かせない。

シソーラス用語： *土質試験 ,  *分類 ,  *試験 ,  認識 ,  性質 ,  熱力学関数
準シソーラス用語： 固有の性質 ,  *工学的分類 ,  *室内土質試験 ,  状態量 ,  判別 ,  *物理試験 ,  一次性質 ,  二次性質

分類 (1件)： 現地調査,土質試験  (RA03020I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 室内 ,  土質試験 ,  工学 ,  分類 ,  物理 ,  試験