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J-GLOBAL ID：201002246903978289   整理番号：10A0203173

Eu化合物での場-誘導原子価転移のXASとXMCDスペクトルによる理論研究

Theoretical Study of XAS and XMCD Spectra for the Field-Induced Valence Transition in Eu Compounds

著者 (5件)： OKO Masataka (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  OKADA Kozo (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  HARADA Isao (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  AKABLI Khalid (Okayama Univ., Okayama, JPN) ,  DIEP Hung The (Univ. de Cergy-Pontoise, Cergy-Pontoise, FRA)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： 2  ページ： 024713.1-024713.7  発行年： 2010年02月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 若干のEu化合物例えば EuNi₂(Si_1-xGe_x)₂,非磁性状態Eu³⁺(4f6)と磁性状態Eu²⁺(4f7)の間で原子価混合現象を示すことが知られている。高磁場下でX線吸収スペクトロスコピー(XAS)と,X線磁気円二色性(XMCD)を使い最近磁場-誘導したEuNi₂(Si_1-xGe_x)₂(x=0.82)原子価転移を観察した。両方のスペクトルは,Eu²⁺状態は磁性,Eu³⁺状態は非磁性であるが2つの原子価状態と一致する2つのピークを示した。現象を理解するために,Euの2つの原子価とその間にある伝導電子と4f電子の混成によるマトリックス成分を考慮した有効モデルに基づきXASとXMCDスペクトルを計算した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ユウロピウム化合物 ,  *原子価 ,  X線吸収スペクトル ,  磁気円二色性 ,  磁場 ,  ニッケル合金 ,  ケイ素合金 ,  ゲルマニウム合金 ,  非磁性鋼 ,  磁性
準シソーラス用語： X線磁気円二色性

分類 (1件)： 結晶中の局在電子構造  (BM02090U)

タイトルに関連する用語 (9件)： Eu ,  場 ,  誘導 ,  原子価転移 ,  XAS ,  XMCD ,  スペクトル ,  理論 ,  研究