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J-GLOBAL ID：201002247048290262   整理番号：10A1124240

ガスクロマトグラフィー-質量分析による炭酸塩の定量化

Quantification of Carbonate by Gas Chromatography-Mass Spectrometry

著者 (2件)： TSIKAS Dimitrios (Hannover Medical School, Hannover, DEU) ,  CHOBANYAN-JUERGENS Kristine (Hannover Medical School, Hannover, DEU)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 19  ページ： 7897-7905  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： GC-MSによるアルカリ性水溶液中の炭酸塩の定量を可能にするために,α-ブロモ-2,3,4,5,6-ペンタフルオロトルエン(ペンタフルオロベンジルブロミド,PFB-Br)及びアセトンによる炭酸イオンの誘導体化反応をアルカリ性溶液中で調べた。炭酸塩の主要なPFB誘導体は CH₃COCH₂-C(OH)(OPFB)₂及びCH₃COCH=C(OPFB)₂であった。¹³C及び²H標識化試薬を用いて誘導体化した化合物は,負イオン化学イオン化の条件で転位/フラグメンテーションが進行し,生物及び環境試料中の全CO₂/HCO₃^-/CO₃^2-を正確に定量できた。ヒト尿及び血しょう中の炭酸塩のGC-MS分析に本法を応用した。炭酸塩の検量線は0~40(尿試料)及び0~48mMの範囲で直線性が成立した。本誘導体化反応およびフラグメンテーションの特異性によって¹³CO₃^2-を内部標準とする生体試料および環境試料中のCO₂/HCO₃^-/CO₃^2-の正確な定量が可能となった。

シソーラス用語： *誘導体化 ,  *GC-MS分析 ,  ヒト ,  尿中排泄 ,  血漿中濃度 ,  水溶液 ,  *炭酸塩 ,  タンデム質量分析 ,  統計解析 ,  反応生成物 ,  反応機構 ,  定量分析 ,  標識法 ,  化学イオン化 ,  内部標準法 ,  脂肪族ケトン
準シソーラス用語： 同位体標識

分類 (1件)： 無機化合物の各種分析  (CC08024Y)

物質索引 (2件)： アセトン ,  ペンタフルオロベンジルブロミド

タイトルに関連する用語 (3件)： ガスクロマトグラフィー-質量分析 ,  炭酸塩 ,  定量化