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J-GLOBAL ID:201002247108395905   整理番号:10A0860921

耐ファウリング性薄膜ヒドロゲルポリエーテルスルフォンコンポジット膜の限外ろ過性状の適切な架橋剤モノマーと光グラフト条件による調整

Tuning the ultrafiltration properties of anti-fouling thin-layer hydrogel polyethersulfone composite membranes by suited crosslinker monomers and photo-grafting conditions
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巻: 362  号: 1-2  ページ: 560-568  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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耐ファウリング性コンポジット膜を親水性モノマーポリ(エチレングリコール)メタクリレート商用ポリエーテルスルフォン限外ろ過膜上に光開始によりグラフトして調製した。適切な架橋剤モノマーを適切な比率で反応混合物に添加することで変性膜の篩性状の微調整が出来る可能性がある。本研究ではN,N’-メチレンビスアクリルアミド(MBAA)及びペンタエリスリトールトリアリルエーテル(PETAE)の二つの架橋剤モノマーを用いた。UV強度とUV照射時間を色々なモノマー混合物と組み合わせて系統的に変化させた。結果として得られた膜を機能化の程度,接触角,及びゼータ電位と共に水フラックス,及び牛血清アルブミンとミオグロビンを用いたタンパク質限外ろ過性能によりキャラクタライズし,溶質排除率とファウリングによる透過性低下に関するデータを得た。ファウリング抵抗を得る為には最低限度の機能化度が必要であり,特にこの範囲では二つの架橋モノマーの効果は大きく異なった。”二つの手を持つ”MBAAはより密度の高いヒドロゲル層をポーラスなベース膜上に生成し,その結果,架橋剤比率の増加と共にタンパク質排除を増進した。これとは対照的に,同じ膜細孔サイズで”三つの手を持つ”PETAEにより架橋されたヒドロゲル層はより開放的なバリヤー構造を生成し,架橋剤比率の増加と共にタンパク質排除率を減少した。総括すれば,本研究は限外ろ過の為の増進した選択性と耐ファウリング性の高性能コンポジット膜の調製に関する基礎的な結果を与えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ポリエーテル  ,  膜分離 
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