抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
スパイラル型モジュール限外ろ過膜への超音波とEDTAのアルカリ溶液の個別と一緒にしたクリーニング効果を研究した。28・45・100 kHzの異なる周波数,超音波のALT波形,EDTAのアルカリ溶液(pHが11,1 mMと3 mM),及びこれらの相互作用を,1%の脱脂乳溶液を用いて目詰まりしたスパイラル型モジュール膜のクリーニング剤として使用した。各々の処理した膜の流量の回復と流体力学的抵抗を,クリーニング処理の間とクリーニング処理の後に測定し,各要因のクリーニング効率も,処理した膜に関して種々な時間間隔で計算した。得られたデータは,多要因計画を用いて分散分析表で統計的に解析した,全体結果は,超音波の種々な周波数やEDTAのアルカリ溶液を含む各々のクリーニング効率は,個別では比較的低いことを示した。然しながら,超音波とEDTAのクリーニング効率は,一緒に適用した場合,増加した。最大のクリーニング効果は,1秒目と5分後に得られ,追加のクリーニング処理は必要でなかった。最良の結果を,超音波混合波形と3 mMのEDTAを一緒に用いた場合に得た。この効果は,クリーニング要因としての超音波とEDTAの音響化学的相乗効果による可能性がある。0Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.