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J-GLOBAL ID:201002247120477356   整理番号:10A0904378

インドのマニプール州における発酵竹の子生産に使用した伝統的スタータカルチャに関係した細菌種

Bacterial species associated with traditional starter cultures used for fermented bamboo shoot production in Manipur state of India
著者 (5件):
資料名:
巻: 143  号: 1-2  ページ: 1-8  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ソイドンはインドのマニプール州で”ソイドンマヒ”と呼ぶ伝統的な液体スタータを用いてSchizostachyum capitatum Munroの多肉竹の子チップから調製される非塩漬酸性発酵食品である。ここではこのスタータ試料に関連した163種の単離細菌を同定し,その母集団分布を増幅リボソームDNA制限酵素分析(ARDRA),16S rDNA配列化およびランダム増幅多型DNA(RAPD)分析により調べた。この酸性スタータ(pH4.5±0.15)にはBacillusと乳酸菌(LAB)が特徴的に会合し,主だって存在していた。主な種の母集団分布はBacillus subtilisが29.3%,Bacillus cereusが35.7%,Bacillus pumilusが2.6%,Lactobacillus brevisが9.6%,Lactobacillus plantarumが5.1%,Carnobacteriumが11.9%,Enterococcus faeciumが1.2%およびPseudomonas fluorescensが4.6%であった。スタータ試料の87%におけるB.cereusの驚くべき母集団数の存在(106-107cfu/ml)は,ソイドン摂取者の生物学的安全性に関する関心事である。16S-23S rDNA遺伝士間転写スペーサ(ITS)領域のPCR増幅およびITS-RFLP性状から,8種B.subtilisサブグループ,5種B.cereusサブグループおよび3種L.brevisサブグループから成るl高度な多様性を持っている事が分かった。最も多かったB.subtilisサブグループIB.1はほとんどの試料に分布し,RAPD分析中のクローン可変性は少なかった。この試験で用いた分子法はほとんどのスタータ試料に分布している主だったBacillusおよびLABを同定できた。これらのB.subtilis,L.brevisおよびL.plantarum優勢菌株は,良質のソイドンの製造用限定スタータカルチャの開発に使用できる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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野菜とその加工品 
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