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J-GLOBAL ID：201002247122380139   整理番号：10A0617337

高温熱処理後のナノ接触磁気抵抗デバイスにおける電流誘起マイクロ波振動の形態

Feature of Current-Induced Microwave Oscillation in Nano-Contacts Magneto-Resistive Devices After High-Temperature Annealing

著者 (7件)： NAKAMURA Tetsuya (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SUZUKI Hiroaki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  OKUTOMI Yoshihito (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  DOI Masaaki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  FUKE Hiromi Niu (Toshiba Corp., Kawasaki, JPN) ,  IWASAKI Hitoshi (Toshiba Corp., Kawasaki, JPN) ,  SAHASHI Masashi (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 46  号： 6  ページ： 2212-2215  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピントランスファートルクを利用したナノスケールマイクロ波発振器として垂直通電(CPP)スピンバルブ(SV)型ナノ接触磁気抵抗(NCMR)膜を調製し,そのマイクロ波特性を調べた。NCMR-SV膜はFeCoとFeCo-AlO_xナノ酸化物を基本構成層とし種々の金属を層間に配置した多層膜で,マグネトロンスパッタリングによって成膜した。実験では二種類のサンプルを調製し,それぞれ異なる熱処理を行なった。これらの実験から,本研究で調製したNCMR-SV膜は熱処理によって高印加磁場下でのマイクロ波振幅が4倍高まることを明らかにした。また,積分出力はMRの増加と共に増大することも見出した。

シソーラス用語： コバルト合金 ,  鉄含有合金 ,  酸化アルミニウム ,  *磁気抵抗効果 ,  素子構造 ,  *多層膜 ,  熱処理 ,  マグネトロンスパッタリング ,  *マイクロ波 ,  *発振器 ,  スピンバルブ

分類 (2件)： 発振回路  (NC05020Y) ,  磁性材料  (NA04040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 温熱処理 ,  ナノ接触 ,  磁気抵抗デバイス ,  電流誘起 ,  マイクロ波 ,  形態