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J-GLOBAL ID:201002247155267931   整理番号:10A0054371

メラトニンはヒナコウモリ,Scotophilus heathiの冬季中のステロイド産生及び遅延型排卵に影響を及ぼす

Melatonin affects steroidogenesis and delayed ovulation during winter in vespertilionid bat, Scotophilus heathi
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資料名:
巻: 118  号: 1-2  ページ: 107-116  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は遅延性排卵の無排卵期中のステロイド産生及びステロイド受容体発現の変化に関連して特にScotophilus heathiの卵巣活性におけるメラトニンの役割を評価することであった。雌S.heathiはアンドロステンジオン(A4)濃度,体脂肪及び卵巣アンドロゲン受容体発現の増加と一致する冬季の遅延性排卵期中循環メラトニン濃度の増加を示した。循環メラトニン濃度は循環A4濃度と体脂肪の減少と一致する3月の排卵期中冬季後低濃度に低下した。循環エストロゲン(E2)は11月と2月で卵胞発達の二つの波と一致する二つのピークを示した。プロゲステロン受容体(PR)の両イソ型PR-A及びPR-Bは卵胞発達が高効率のままであったが,PR-Aの発現は排卵中著しく減少した。in vitro及びin vivoでのメラトニンによる処理によりプロゲステロン及びA4が著しく増加したが,S.heathiの卵巣によりエストラジオール合成は増加しなかった。さらなる研究により,冬季中のアンドロゲン増加は主としてステロイド産生酵素3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ活性に対するメラトニンの促進作用によるものと思われた。従って,冬季中のS.heathiにおける循環メラトニン濃度の増加はアンドロゲン合成増加中排卵が遅延(抑制)したが,エストラジオール合成が抑制した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の脊椎動物ホルモン  ,  生殖生理一般 

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