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J-GLOBAL ID:201002247162755810   整理番号:10A0605697

ガス化による木質バイオマスからの液体燃料のベンチ規模の生産

Bench-scale production of liquid fuel from woody biomass via gasification
著者 (6件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 859-865  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: A0298B  ISSN: 0378-3820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ガス化によって木質バイオマスからの炭化水素液体燃料のベンチ規模の生産を達成した。バイオマスから液体(BTL)への今回の研究で使用されるプラントの日産容量は48kgの木質バイオマス(乾燥基準)から7.8Lの炭化水素液体であり,0.05バレルに相当する。BTLプロセスは以下の段階を含む:木質バイオマスの酸素富化空気ガス化,湿潤と乾燥ガスの清浄,ガス圧縮,二酸化炭素除去,およびFischer-Tropsch(FT)合成反応である。ガス化段階では,下降流固定層式ガス化器を使用して,酸素富化空気ガス化を行った。ガス化剤として働く酸素含有量は21.0%から56.7vol%まで増加させた。炭素基準のガスの転化率と冷ガス効率の最大値は,約30vol%近辺の酸素含有量で得られ,それぞれ96,C-mol%と87.8%となった。酸素含有量の増加と共に,COとH<sub>2</sub>,CO<sub>2</sub>の濃度は,それぞれ22.8から36.5vol%,16.8から28.1vol%,9.8から14.8vol%に増大したが,一方,N<sub>2</sub>の濃度は48.8から16.0vol%まで減少した。ガス化段階からの生成ガスをスクラバーと二酸化炭素除去塔,および脱硫塔を通過することによって,FT合成反応用の供給ガスが得られた。その組成は30.8vol%CO,25.2vol%H<sub>2</sub>,0.9vol%CO<sub>2</sub>,2.5vol%CH<sub>4</sub>,40.6vol%N<sub>2</sub>,<5ppbH<sub>2</sub>S,<5ppbCOSであった。ヘキサデカンを溶媒とし,Co/SiO<sub>2</sub>を触媒に使用するスラリー相反応器で,炭化水素燃料を合成した。液体燃料中の炭素原子5個以上の炭素鎖長を持つる炭化水素(まとめてC<sub>5+</sub>とする)については,4MPa,280~340°C,および触媒重量/供給ガス速度比率(W/F)9.3gh/molの条件下で,0.84の鎖成長確率と共に87.5%の選択性が得られた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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液体燃料工業  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  ガス化,ガス化プラント 
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