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J-GLOBAL ID：201002247165718346   整理番号：10A0363433

天然アタパルガイトからメソポーラス材料へ:方法論,特性化及び構造進化

From Natural Attapulgite to Mesoporous Materials: Methodology, Characterization and Structural Evolution

著者 (6件)： YANG Huaming (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  YANG Huaming (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  TANG Aidong (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  OUYANG Jing (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  LI Mei (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  MANN Stephen (Univ. Bristol, Bristol, GBR)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 7  ページ： 2390-2398  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 層状ケイ酸塩はマトリックス及びSi源とAl前駆体の両者として役立つのでメソポーラス材料を調製するため有用である。天然アタパルガイト,Si₈O₂₀Mg₅(OH)₂(H₂O)₄・4H₂Oは繊維状形態を有する水和ケイ酸マグネシウムである。シリカまたはアルミニウム試薬を添加することなくアタパルガイトから六角形秩序化アルミニウム含有メソポーラスシリカ,Al-MCM-41の合成を報告した。逐次機械的粉砕と酸浸出を含む前処理過程がAl-MCM-41の陽イオン界面活性剤セチルトリメチルアンモニウムクロリド鋳型水熱合成におけるSiとAl両者の源としてアタパルガイトの成功裡の使用にとって重要であった。生じたメソ相は表面積1030m²/g及び狭い細孔径サイズ分布を有する平均細孔直径3.7nmを有した。粉砕時間,水熱条件及びか焼温度のような製造パラメータの変化がAl-MCM-41生成物の構造特性に及ぼす影響を調べた。構造進化機構の研究はアタパルガイトの粉砕が非晶質化と部分構造破壊,繊維状束の棒型粒子へ変換及び八面体配位Al³⁺イオンがSi-O四面体骨組の部分置換を生じることを指示した。引き続く酸エッチングは高濃度Mg八面体シートを溶解し,残留アルミニウム含有ケイ酸塩シートと関連するシリカ断片中の修飾により可変組織をもつ試料を生じた。固体状態マジック角スピニングNMR分光法はAl³⁺イオンが合成直後のAl-MCM-41試料中八面体と四面体部位の両者に位置決めするが,か焼試料は秩序化チャンネル壁構造の四面体配位シリカマトリックス中で置換されたAl³⁺イオンから一義的になることを指示した。

シソーラス用語： *パリゴルスカイト ,  ナノ構造 ,  *多孔質体 ,  粉砕 ,  酸処理 ,  化学合成 ,  *鋳型反応 ,  *水熱合成 ,  陽イオン界面活性剤 ,  表面積 ,  細孔径分布 ,  か焼 ,  温度依存性 ,  ケイ酸塩 ,  *合成ゼオライト ,  規則化 ,  アモルファス化 ,  八面体 ,  四面体 ,  メソ相 ,  構造特性 ,  構造形成 ,  MASNMR ,  X線回折 ,  熱重量分析 ,  示差走査熱量測定 ,  透過型電子顕微鏡 ,  高分解能電子顕微鏡 ,  走査電子顕微鏡 ,  FTIR分光法 ,  格子定数 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム
準シソーラス用語： Al-MCM-41 ,  FTIR【分光法】 ,  アタパルジャイト ,  マジック角スピニングNMR ,  メソポーラス材料 ,  格子パラメータ ,  機械的粉砕 ,  高分解能透過電子顕微鏡 ,  示差走査熱分析 ,  秩序化 ,  鋳型合成 ,  電界放出型走査電子顕微鏡 ,  非晶質化

分類 (1件)： 合成鉱物  (CD01040K)

物質索引 (1件)： セチルトリメチルアンモニウムクロリド

タイトルに関連する用語 (5件)： アタパルガイト ,  メソポーラス材料 ,  方法論 ,  特性化 ,  構造進化