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J-GLOBAL ID:201002247221273182   整理番号:10A0023968

トコブシSulculus aquatilisの帰還習性で推定した慣性移動に関する試験

An Essay on Inertial Navigation deduced in Return Habits of the Small Abalone Sulculus aquatilis
著者 (1件):
資料名:
巻: 58  ページ: 1-10  発行年: 2009年12月25日 
JST資料番号: F0747A  ISSN: 0453-087X  CODEN: KDSGA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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トコブシSulculus aquatilisの帰還習性を明らかにするため,屋内における移動行動をモニタリングした。日没前に試験動物を直径1mの凸面の底の中央の位置に置き,暗室内で赤色光の条件下における移動行動の軌跡を得るために追跡した。移動行動の軌跡を3タイプに分け,それらの各出現頻度を計測した。本研究で得られた値を以前の平たい底で得た値と比較し,表面の湾曲の変化に起因する差異を調べた。8個体について繰り返し観察した結果,移動,帰還,及び静止の移動行動タイプの出現頻度は,順に131,31,及び82回であった。これらの結果は以前の結果とほぼ一致したため,凸面の基底の影響ははっきりしなかった。帰還習性は,以前の研究での平たい基底上で同様に観察されたループ状軌跡を残す滑らかな移動を通常示した。水平上でのループ状軌跡について幾何学的な考察を行った結果,1種類の慣性移動がトコブシの帰還習性を生じさせていることが推定された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  個生態学 

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