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J-GLOBAL ID:201002247236170240   整理番号:10A0606142

微生物反応速度論と基質分別における相互作用的な物理パラメーターに対する堆肥混合物の影響

Compost mixture influence of interactive physical parameters on microbial kinetics and substrate fractionation
著者 (7件):
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巻: 30  号: 8-9  ページ: 1464-1471  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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堆肥化は土壌改良として下水スラッジをリサイクルする実用的な生物処理である。生物活性を促進するような物理的性質を持つ初期のコンポスト配合比を選ぶことによりこの過程を最適化することができる。本研究では,最大生育速度μm,有機物加水分解速度Kh,及び初期の生分解性有機物画分のパラメーターを知るため,16のスラッジと木くずの混合物における微生物のO2吸収速度(OUR)を測定した。広い範囲の水分含量(MC),廃棄物と充填剤(BA)比(W/BA比)およびBA粒子サイズからなる出発混合物は,OURを測定するために混合物を4週間以上実験室の呼吸計装置に置いた。活性スラッジ法に基づく微生物モデルを用いて速度パラメーターを測定し,再現性のあるOUR曲線が見出された。しかし,誘導期および最大OURについては再現性がなく,一般的に過大な値になった。最大生育速度μmはMCと2次関係があり,BA粒子サイズと負の関係があった。その結果,50%までのMCの上昇および8~12mmの粒子サイズの使用によりμmは最大になった。加水分解速度KhはMCおよびBA粒子サイズの両方と直線関係があった。このモデルによって,初期の容易に生分解性有機物画分MB0及び加水分解を必要とするより遅い生分解性MH0を算出した。MB0とMH0の合計はMC,W/BA比およびこれら2つのパラメーターの相互作用と相関していた。このことはO2利用性がこれら2つの画分の値を決める鍵となる因子であることを示唆している。この研究はコンポスト混合物の物理的特性の最適化には包括的なアプローチが必要であるという考えをさらに裏付けるものであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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代謝と栄養  ,  下水,廃水の生物学的処理  ,  スラッジ処理・処分  ,  反応速度論・触媒一般 

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