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J-GLOBAL ID：201002247291509710   整理番号：10A0108176

マイクロ波により誘発されたグラフェン酸化物の急速で軽い熱還元によるグラフェンの調製

Preparation of graphene by the rapid and mild thermal reduction of graphene oxide induced by microwaves

著者 (3件)： CHEN Wufeng (Hefei National Lab. for Physical Sciences at the Microscale and the CAS Key Lab. of Soft Matter Chemistry, Dep. of ...) ,  YAN Lifeng (Hefei National Lab. for Physical Sciences at the Microscale and the CAS Key Lab. of Soft Matter Chemistry, Dep. of ...) ,  BANGAL Prakriti R. (Inorganic and Physical Chemistry Div., Indian Inst. of Chemical Technol., Tarnaka, Hyderabad 500007, IND)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 48  号： 4  ページ： 1146-1152  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N,N-ジメチルアセトアミドと水(DMAc/H₂O)の混合溶液中でのマイクロ波支援によって,グラフェン酸化物(GO)のグラフェンへの急速で軽い熱還元が達成された。この混合溶液は生成グラフェンの溶剤として働くと共に,反応システムの温度を最大165°Cに制御する媒体として機能する。Fourier変換赤外分光やX線回折,原子間力顕微鏡,X線光電子分光,Raman分光,および熱重量分析は,この温和な熱還元条件下でのグラフェンの生成を確認した。還元時間は数minのスケールにあるのが分かる。調製したグラフェンはDMAc中によく分散できて,有機懸濁液を形成し,室温で何か月も安定している。マイクロ波還元製品で作製したグラフェン紙の電導率は,GO紙の約10⁴倍である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *グラファイト ,  鉱物合成 ,  還元 ,  還元剤 ,  溶媒効果 ,  分散化 ,  貯蔵安定性 ,  電気伝導率 ,  脂肪酸 ,  カルボアミド ,  *グラフェン

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

物質索引 (1件)： N,N-ジメチルアセトアミド

タイトルに関連する用語 (6件)： マイクロ波 ,  誘発 ,  グラフェン酸化物 ,  熱還元 ,  グラフェン ,  調製