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J-GLOBAL ID:201002247331257255   整理番号:10A0515943

Xenopus laevisにおけるmyelin basic protein遺伝子産物の構造と発現

Structure and expression of myelin basic protein gene products in Xenopus laevis
著者 (3件):
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巻: 459  号: 1-2  ページ: 32-38  発行年: 2010年07月01日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経系発生でのmyelin basic protein(mbp)遺伝子産物の役割を検討するため,cDNAクローニングと発現分析をXenopus laevisで行った。xmbp.1とxmbp.2遺伝子でそれぞれコードされるXMBP.1とXMBP.2に対するcDNAをクローニングした。また,3つのXGolli(オリゴデンドロサイト系譜のX. laevis遺伝子)蛋白質,XBG21.1,XJ37.1およびXTP8.1をコードするxmbp.1遺伝子転写産物も同定した。この3つの蛋白質は,それぞれマウスのBG21,J37およびTP8の相同体である。逆転写-ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)分析で,XMBP,XJ37およびXTP8 mRNAは,孵化後の幼生およびカエルの脳,卵巣,精巣あるいは胸腺に発現された。これに対し,XBG21 mRNAは,検討した発生段階を通して胚,未受精卵および成体組織においてかなり遍在的に見出された。3つの異なる単クローナル抗体(mAb)を用いたウエスタンブロット分析は,中枢および末梢のミエリンが20kDaと18.5kDaのXMBP変異体を含むことを示した。また,XMBPがウエスタンブロッティングで胸腺に,免疫化学的に胸腺細胞細胞質に見出された。しかし,最も立証可能なXBG21であるXGolli蛋白質は,精巣のみで検出可能であった。これらの結果は,発現パターンと生理的役割は一部異なるが,xmbp遺伝子産物の構造が両生類と哺乳類間で高度に保存されているらしいことを示した。これは,非ほ乳類脊椎動物でのmbp遺伝子産物を体系的に記述した最初の報告である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  神経系一般 
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