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J-GLOBAL ID:201002247525324484   整理番号:10A0543118

Percoll勾配上の遠心分離法による幹細胞と前駆細胞で濃縮されたマウス骨髄幹細胞集団の単離

Isolation of a mouse bone marrow population enriched in stem and progenitor cells by centrifugation on a Percoll gradient
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 199-208  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: T0058A  ISSN: 0885-4513  CODEN: BABIEC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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骨髄の複雑な組成から,幹/前駆細胞の濃縮サブ集団を分離する技術は,細胞分化と移植研究に重要である。この目的のために,密度1.077g/ml以下の細胞を目指して,骨髄細胞の分別方法を考案した。成体RAPマウス(8週齢)の脛骨と大腿骨の骨髄から,単個細胞浮遊液を得た。Percoll勾配(1.050-1.083g/ml)の6層上面に細胞浮遊液を置き,4°C,1500g,25min,遠心した。得られた6分画について,FACSとRT-PCRで分析し,造血幹/前駆細胞(HSC)と間葉系幹細胞(MSC)への分化能を評価した。特に,分画IV(1.070-1.076g/ml)は,全骨髄細胞の11.68%を含み,c-kit+とSca-1+前駆細胞が濃縮されていた。この分画は,短時間の培養でMSCを産生できるとともに,HSCコロニー形成能を増大したが,他の分化細胞は取り除かれ,また内皮細胞マーカー陽性の細胞も含まれた。これは,血管形成が必須である細胞移植研究において価値がある。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生物物理的研究法 

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