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J-GLOBAL ID:201002247622628978   整理番号:10A0107477

アセトフェノンオキシムの気相酸性 置換基効果と溶媒効果

Gas-Phase Acidities of Acetophenone Oximes. Substituent Effect and Solvent Effects
著者 (2件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 58-65 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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環置換(E)-アセトフェノンオキシム類,XC6H4C(CH3)=NOH,の気相酸性(GA)をFT-ICR質量分析計を用いてプロトン移動平衡を測定することによって測定した。酸性度に及ぼす置換基効果の大きさは対応するフェノール類のそれより小さく0.70倍であることが分かった。p-NO2 及びp-CNのような強いパラπ-アクセプタの影響はフェノール類のそれに比べ若干高められる。これによりオキシムの共役アニオンの酸素原子での負電荷は顕著に非局在化し芳香族π系になることが分かった。更に,気相の酸性度間によい直線関係があり,DMSO中で勾配は0.26であることが分かった。これは溶媒和安定化で置換基効果が一貫して低減され,特定の置換基に及ぼす顕著で特別な溶媒効果はないことを示している。これは,DMSOと水中での電子リッチなパラ+R置換基の影響が置換基溶媒和支援共鳴(SSAR)効果により顕著に高められるフェノール酸性とは対照的である。これらの結果はB3LYP/6-311+G(d,p)レベルの理論での計算研究と矛盾はなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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芳香族単環ケトン  ,  反応に及ぼす構造の効果  ,  分子構造と性質の実験的研究 
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