抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分散型遅延を持つニューラルネットワーク,そこではニューロンがすべて同一であるが,その線形安定性について調べた。接続行列が対称である場合とそうでない場合の両者の特性方程式の解析を介して対称均衡点の安定性について調べた。平均遅延および分布非依存安定性領域の決定を行った。さらに,実際の分布は未知であるが,その分布のいくつかのモーメントやキュムラントが既知である場合の安定性の真の領域を近似することにより,この保守的な結果の改善方法を例示した。最後に,一様分布およびガンマ分布のケースにおいて,この安定性領域と近似的安定性領域の比較を行った。この近似により,より多くのモーメントやキュムラントが用いられるに従って結果が改善されることと,キュムラントを用いた近似によりモーメントを用いたものよりも優れた結果が得られることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.