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J-GLOBAL ID：201002247647274569   整理番号：10A0284710

自発的集合と能動的脱集合が接着結合ホメオスタシスを均衡化させる

Spontaneous assembly and active disassembly balance adherens junction homeostasis

著者 (3件)： HONG Soonjin (Northwestern Univ., IL) ,  TROYANOVSKY Regina B. (Northwestern Univ., IL) ,  TROYANOVSKY Sergey M. (Northwestern Univ., IL)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 8  ページ： 3528-3533  発行年： 2010年02月23日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 内在カドヘリンを欠損した上皮性A431細胞とCHO細胞において,接着結合のホメオスタシスを光変換性蛋白質Dendra2でタグ化したE-カドヘリンと2つの突然変異体を用いて研究した。最初の突然変異体はカドヘリンエンドサイトーシスを抑制するLys738とジロイシンモチーフの2要素の点突然変異を含み,第二の突然変異体はさらにβカテニンやp120と脱共役した広範な短縮化を含んだ。無傷カドヘリンと短縮型突然変異体は,同じ速度論で結合部に動員された。完全長カドヘリンはエンドサイトーシス要素不活化の影響を受けない過程により結合部から能動的に除去され,結合部における見かけの半減時間は約2minだった。短縮型突然変異体からなるカドヘリンクラスタは,より遅くATP非依存性のターンオーバーを示した。以上総合して,接着結合ホメオスタシスは,カドヘリンの自発的動員,側方性カテニン依存性会合,クラスタからの能動的遊離の3つの個別段階から成り立つことが示された。

シソーラス用語： *E-カドヘリン ,  *細胞接着 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  CHO細胞 ,  点突然変異 ,  ターンオーバー ,  部位特異的変異誘発 ,  カテニン ,  ホメオスタシス
準シソーラス用語： A431細胞 ,  *接着結合

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 集合 ,  接着結合 ,  ホメオスタシス ,  均衡