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J-GLOBAL ID:201002247678716942   整理番号:10A0066444

日本の茶植栽地域からの栄養塩類の損失

Nutrient Loss from a Tea Plantation Area in Japan
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 331-340 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: U0066A  ISSN: 1348-2165  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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日本の茶植栽地域には,生産量を改善するために大量の肥料が施用されている。茶の植栽地を含む小河川流域の水質の現地調査及びその地域の所有者に対する質問調査を実施し,その地域からの窒素及びリン双方の栄養塩類の流出特性を明らかにし,栄養塩類の年間収支を算定した。乾期に茶園を茶園を流れる河川水中の硝酸塩及びリン酸塩濃度は,それぞれ最大8.09mgN/L及び0.065mgP/Lであり,森林中を流れる上流の水中におけるよりも10倍高かった。乾期におけるN及びP濃度を観察した結果,それは施肥のタイミングとは無関係であった。降雨事象の間はリン酸塩,粒子状リン及び粒子状窒素の濃度は増加したが,硝酸塩濃度は減少した。620kgN/ha/年という大量の窒素肥料が茶の植栽地域に施用され,窒素インプットの12%が収穫物として回収されるにすぎず,その86%が河川により下流に排出されていた。55kgP/ha/年のリン肥料が施用され,その10%が回収され,38%が排出されると算定された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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河川汚濁  ,  し好料作物 
引用文献 (8件):
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