文献

J-GLOBAL ID：201002247799410158   整理番号：10A1134602

静電サイクロン方式集塵による舶用4ストロークディーゼル機関のPM低減

Reduction of PM Emission from 4-Stroke Marine Diesel Engine by Electrostatic Cyclone DPF

著者 (4件)： 佐々木秀次 (東京海洋大) ,  塚本達郎 (東京海洋大) ,  古堅宗勝 (古堅・牧野技術研究所) ,  牧野義 (古堅・牧野技術研究所)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 45  号： 6  ページ： 919-925  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 供試機関から排出される排ガスの全流量を処理できる大きさのDPFを試作し,排ガス温度やDPFの排ガス処理流量がDPFのPM捕集効率に及ぼす影響を調査した。ボア×ストローク=130×160mmの3気筒,73.6kW/1200rpmの4ストロークターボ過給直噴ディーゼルで試験した。PMの濃度測定は分流希釈トンネル法とスモークメータ法の2種類使用した。研究により以下の結果を得た。静電サイクロン方式DPFは入口排ガス温度が低下すると捕集効率が向上し,PMのSOF分割合が高い場合特に顕著である。運転特性による差では,舶用特性運転の方が発電機特性運転に比べて捕集効率が高い。その他の結果を得た。

シソーラス用語： *サイクロン集塵器 ,  ディーゼル機関 ,  排ガス ,  *浮遊粒子状物質 ,  煤 ,  *船用機関 ,  パティキュレートトラップ ,  温度依存性 ,  効率 ,  運転モード ,  濃度測定 ,  流量依存性 ,  可溶性有機成分 ,  *大気汚染物質 ,  制御装置
準シソーラス用語： SOF【排気】 ,  捕集効率

分類 (3件)： 圧縮点火機関  (PB02030N) ,  船体ぎ装  (QJ04010E) ,  固体の処理装置一般  (XD03031Z)

引用文献 (8件)：

• 自動車排出ナノ粒子およびDEPの測定と生体影響評価. 2005
• 徐. 舶用ディーゼルエンジンの粒子状物質除去装置の開発 (第一報). 日本機械学会関東総会第14期講演論文集, 2008. 2008, 441-442
• 徐. 舶用ディーゼルエンジンの粒子状物質除去装置の開発 (第二報). 日本機械学会年次大会講演論文集, 2008. 2008, 61-62
• 徐. 舶用ディーゼル機関の粒子状物質除去装置の開発. 日本マリンエンジニアリング学会誌. 2009, 44, 124-129
• RICE-Exhaust emission measurement-Part 1. ISO/DIS8178-1. 1996

タイトルに関連する用語 (5件)： サイクロン ,  集塵 ,  ストローク ,  ディーゼル ,  Pm