文献
J-GLOBAL ID:201002247813707312   整理番号:10A0449873

Vibrio harveyi溶血素はヒラメ(Paralichthys olivaceus)細胞で長構造変化とアポトーシスを誘導する

Vibrio harveyi hemolysin induces ultrastructural changes and apoptosis in flounder (Paralichthys olivaceus) cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 395  号:ページ: 70-75  発行年: 2010年04月23日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Vibrio harveyi溶血素(VHH)は,サカナに対する主な病原性毒性因子と考えられる。しかしながら,VHH活性部位変異体は,全ての溶血とホスホリパーゼ活性および病原性を失っている。この研究では,ヒラメの赤血球および鰓細胞系に与えるVHHの影響を明らかにした。赤血球膜は,VHH曝露直後に細い管状突出を作り,膜の波型がインキュベーション延長後に明らかになった。これとは異なり,変異VHHは,全体の形態学的変化を誘導しなかった。ヒラメ鰓に由来する細胞系,FG-9307細胞のVHH処理により,オルガネラの破壊およびアポトーシス体と似た特徴の生成が,観察された。免疫金染色は,大量のVHHがVHH処理後,赤血球膜とFG-9307細胞の膜および膜残渣に沈着していることを示した。クロマチン凝縮およびアポトーシス体のようなアポトーシスの特徴が,DAPI染色を用い,VHH処理FG-9307細胞で観察された。更に,細胞周期分析は,VHHがG1相の細胞の割合を増加することを示した。加えて,VHHは,FG-9307細胞において,アポトーシスの割合,TUNEL陽性アポトーシス細胞数およびカスパーゼ-3活性を,対照細胞と比べ有意に増加した。これらデータは,VHHがカスパーゼ活性化経路を介しアポトーシスにより細胞を殺すことを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体の機能 

前のページに戻る