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J-GLOBAL ID:201002247848814499   整理番号:10A1134741

”記紀と続紀”の時代を『水』で読み解く(46)弥生集落と環壕集落(1)

著者 (1件):
資料名:
号: 771  ページ: 49-56  発行年: 2010年10月20日 
JST資料番号: G0117A  ISSN: 0287-9859  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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律令国家の経済基盤は水稲耕作により培われた。なかでも「水」と直接係わる環壕集落は経済発展を支える中核的な役割を果たしたとされている。弥生集落の遺跡の多くは利根川,淀川,信濃川,北上川,天竜川など日本を代表する大河川に見られる。しかし,木曽川と吉野川が含まれていない。これは弥生人が住みつく河川を選択した結果である。選ばれた河川の中上流部には盆地と狭さく部をワンセットとする地形が発達する。盆地では耕作と居住に適した平らな土地が容易に得られ,水も盆地を流下する支川から比較的簡単に得られる。一方,木曽川下流部では出水特性の異なる木曽・長良・揖斐の三川が合流し,長時間の洪水に見舞われる。吉野川本川は中央構造線上を流下する。そのため両岸は切り立ち,可住地を見つけるのが容易ではない。今回は,畿内の弥生集落について検討した。畿内の弥生集落の多くは当時の淀川流域(現在の淀川流域+大和川流域+猪名川)に立地した。
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分類 (2件):
分類
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土木工学一般  ,  水利用,その他 
引用文献 (9件):
  • 「探訪弥生の遺跡 畿内・東日本編」有斐閣選書R 佐原眞・工楽善通編P53~54
  • 同上 P54
  • 「池上曽根物語」池上曽根史跡公園協会発行 P13
  • 「古代国家はこうして生まれた」都出比呂志編 角川書店 P105 (寺沢薫担当部分)
  • 同注--3) P11
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タイトルに関連する用語 (3件):
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